乳酸菌による口腔内予防
私たちの体には500兆個以上の細菌がいると言われています。それらの中には体に良い働きをする菌(善玉菌)や病気を引き起こそうとする菌(悪玉菌)がいます。
健康な人の体内では、通常善玉菌が悪玉菌を抑えて活動していますが、現代人はストレスの多い生活や運動不足、薬の過剰摂取、過度な除菌などで善玉菌が減少してしまう傾向にあります。このため、菌のバランスは悪くなり様々な病気を引き起こすリスクが高まります。
そこで生活習慣の改善をし、それと共にプロバイオティクスを体内に取り入れ、善玉菌を増やし悪玉菌を抑制しよう、というのがバクテリアセラピー(細菌療法)です。善玉菌の代表として乳酸菌が広く知られています。その乳酸菌をラクトバチルスロイテリ菌と言います。
天然プロバイオティクス(Lロイテリ菌)の入った錠剤を一日一回舐めるだけで、善玉菌を増やすことができます。
Lロイテリ菌の特徴
- ● 歯周病や虫歯の原因菌を減少させる。
- ● プラークを減少させる。
- ● 歯肉からの出血や歯肉炎をさせる。
- ● 口腔内の定着率が高いので効果が持続する。
- ● 副作用がないため持続摂取が可能。
もちろんこれを舐めるだけで、劇的に改善するというわけではありませんが、菌質を変えることにより体質を改善していくということが期待できます。
バクテリアセラピーについて
もともとは人の体内に常在しており、薬剤治療やストレスなどで失ってしまった善玉菌を補給する方法のため自然な方法です。
乳製品などのように余分な脂肪分や糖分とともに補給する必要がなく、食事制限が必要な方や妊娠中の方、お子様から高齢者の方まで安心して善玉菌だけを補給することができます。